視覚障害者の屋内誘導を実現します。

  • 警告タイル
  • 誘導タイル

ESCOTTが生まれるまで

 

補助金・助成金

1.平成22年度日本学術振興会科学研究費補助金

「視覚障害者のための屋内経路誘導方法に関する分岐点案内の研究 」

2.平成23年度日本学術振興会科学研究費補助金

「視覚障害者のための屋内経路誘導方法に関する誘導部案内の研究」

3.平成22年度・平成23年度横浜市SBIR助成

「簡易施工型屋内用誘導ブロックの開発」

 

 

警告ブロックの研究

1.点状突起形状の検知に関する研究

点状突起形状の検知に関する実験から、1㎜、2㎜の突起高さでも白杖により検知可能であることが明らかになりました。また、検知しやすい突起形状とその配列が確認されました。

2.点状突起形状の歩行時の検知に関する研究

経路上に2箇所の点状ブロックを設置し、歩行中のブロックの検知しやすさについて、JIS型ブロックと比較しました。歩行時であっても突起の小さなブロックを確認できることが明らかになりました。

*本研究は、神奈川県総合リハビリテーションセンター研究部との共同で、実験を実施しました。視覚障害者当事者の被験者は、七沢更生ライトホームの強力を得ました。

警告ブロックの研究  警告ブロックの研究

 

誘導ブロックの研究

1.線状突起形状の検知に関する研究

静止状態における線状突起形状の検出に関する実験から、1㎜、2㎜の突起高さでも線状突起を白杖により検知可能であることが明らかになりました、また、検知しやすい線状突起の幅、本数が確認されました。

2.線状突起形状の直進歩行に関する研究

10mの直線経路を歩行する実験から、かずかな突起で直進歩行できることがわかりました。

3.点状突起形状と線状突起形状の識別に関する研究

複数の点状突起パターンと、線状突起パターンの組合せで、識別しやすい組合せを実験により確認しました。

*本研究は、神奈川県総合リハビリテーションセンター研究部との共同で、実験を実施しました。視覚障害者当事者の被験者は、七沢更生ライトホームの強力を得ました。

  

歩行者の安全性の研究

1.健常者の歩行実験

20歳代の健常者がブロックを歩行した際の歩行様態を、三次元解析装置を用いて計測し、突起の小さなブロックの歩きやすさを確認しました。

2.高齢者の歩行実験

80歳代の高齢者がブロックを歩行した際の歩行様態を、三次元解析装置を用いて計測し、突起の小さなブロックの歩きやすさを確認しました。

3.片麻痺患者の歩行実験

片麻痺患者がブロックを歩行した際の歩行様態を、三次元解析装置を用いて計測し、突起の小さなブロックの歩きやすさを確認しました。小さな突起では、大幅に歩行速度が速まることがわかりました。

*本研究は、神奈川県総合リハビリテーションセンター研究部との共同で、実験を実施しました。視覚障害者当事者の被験者は、七沢更生ライトホームの強力を得ました。

警告ブロックの研究  警告ブロックの研究 警告ブロックの研究

 

車いすの安全性の研究

車いすへの突起の影響を加速度センサーを使って計測しました。JIS型ブロックと比較して、突起の小さなブロックでは、振動が1/3になることが確認されました。

*本研究は、兵庫県立福祉のまちづくり研究所及び神奈川県総合リハビリテーションセンター研究部との共同で、実験を実施しました。

警告ブロックの研究

 

ベビーカーの安全性の研究

ベビーカーへの突起の影響を加速度センサーを使って計測しました。JIS型ブロックと比較して、突起の小さなブロックでは、走行時に与える振動は1/9程度に削減されることが確認されました。

*本研究は、兵庫県立福祉のまちづくり研究所及び神奈川県総合リハビリテーションセンター研究部との共同で、実験を実施しました。

警告ブロックの研究